枯松神社祭

『枯松神社祭』

http://tabinaga.jp/column/030.php

http://www.feature.jp/agenda/event/karematu2005/index.html


黒崎教会


 道路から見上げる高台に建つ赤煉瓦の教会。
明治時代に外海に赴任し、出津と黒崎を兼任していたド・ロ神父によって教会建設の計画がはじまりました。
敷地造成からおこない、着工に至ったのはド・ロ神父が亡くなってからでした。
ハルブ神父の時代の1920年(大正9) に完成。
信徒たちは貧しいながらに芋やカンコロを売って基金を集め、労働と奉仕を惜しみませんでした。
 この教会がある外海地区は、かくれキリシタンの里。
教会の玄関先のマリア像が訪れる人々を温かく出迎え、黒崎の町を静かに見守っています。


エリア
県南

所在地(所蔵元)
長崎県長崎市下黒崎町1356

問い合わせ先
TEL/0959-25-0007

開館時間
8:00〜18:00
*ミサ等があっているときの見学はご遠慮ください。

交通アクセス
❑車…JR長崎駅周辺より国道202号線を北上し約50分。JR佐世保駅周辺より国道202号線を南下し約100分。

❑バス…長崎駅前・長崎新地バスターミナルより長崎バス[板の浦(桜の里ターミナル経由)]行きに乗車して約1時間10分、<黒崎教会前>で下車、徒歩で約1分。
*直行は朝と夕方のみ。<桜の里ターミナル>で[板の浦]行きに乗り換えることもできます。
*事前に帰りのバスの時刻を確認しましょう。


参考図書
『旅する長崎学6 キリシタン文化 別冊 総集編』
第6章 250年の信仰守った潜伏キリシタンの里 外海





枯松神社


サン・ジワンさまを祀る神社と祈りの岩


 サン・ジワンとは日本で布教活動をしていた外国人神父ジワンのこと。
枯松神社は、このジワン神父を祀っており、日本でも数少ないキリシタン神社です。
ジワン神父は、17世紀前半に発布された外国人宣教師の国外追放命令によって日本に別れを告げました。
彼は日本を離れる前に、日本人伝道師のバスチャンに、持っていたキリシタン暦の日繰り日記を託しました。
その後、バスチャンは潜伏しながら、浦上村や外海地区で信仰の灯を絶やさぬように伝承活動をおこないました。バスチャンが潜伏していたといわれる場所にはバスチャン屋敷が復元されています。
枯松神社から車で約20分、同じ外海地区の長崎市新牧野町の山中にあります。


エリア
県南

所在地(所蔵元)
長崎県長崎市黒崎

開館時間
見学自由

参考図書
『旅する長崎学4 キリシタン文化Ⅳ』
特集Ⅱ-第2章 潜伏期の浦上村の知恵 キリシタンの潜伏組織づくり

『旅する長崎学6 キリシタン文化 別冊 総集編』
第6章 250年の信仰守った潜伏キリシタンの里 外海